ウッドデッキ材料選び人気top5
樹種 ノウゼンカズラ科 原産地ブラジル
材料性能 気乾比重:1.0〜1.2 対衝撃性:特大 剛性:特大 材料密度:高い 曲げ強さ:大 圧縮強さ:特大 加工性:低い
いまやウッドデッキ材料のメインを張ってる感有りのこの素材、南米〜カリブにかけて原産の貴重材
とても綺麗な花が咲き、ブラジルでは日本でいう桜のような扱いをされている 導管にラパコールという成分を持っており、
それが抗菌・防虫作用を持っているので腐りにくい(耐久性大)
心材から辺材にかけて黒緑→黄緑→白 時間が経つと黒茶→赤茶→茶 と部材に均一な色は求められないが、
木目が景色として楽しめる
他のハードウッドよりも木材の形状安定性は高い 材料が重く硬い為、加工はやや難しい
塗装:防腐・防虫効果よりも見た目の美しさや防カビを目的として専用の塗料
(シッケンズ・オスモウッドステインプロテクター等)
で塗装を施します。 木材自体に油分が多いのではじめの半年くらいは特に定着が悪い。
樹種 クスノキ科 原産地 インドネシア マレーシア
材料性能 気乾比重:0.9〜1.0 対衝撃性:特大 剛性:特大 材料密度:高い 曲げ強さ:大 圧縮強さ:特大 加工性:低い
イペとは永遠のライバル 最近はインドネシアでの伐採禁止が響き,マレーシア産が主になってきている貴重材。
イペと比べ表情が均一で製材直後は黄色い色をしている、時間が経つと茶褐色に変わる、アクが強く雨がかかるとアクが溶け出し
周囲を汚すことがある。ポリフェノール成分をもっていてその成分が防腐・防虫効果を発揮している。
比較的形状安定性も良いが、たまに大きく反り返った材も混ざる 材料が重く硬い為、加工はやや難しい
表面に樹脂が浮き出てくるので最初の半年くらいは塗装ののりが非常に悪い。(表面が脱脂したころ塗ると良いかも)
樹種 マメ科 原産地 ブラジル
材料性能 気乾比重:0.98 対衝撃性:大 剛性:特大 材料密度:高 曲げ強さ:中 圧縮強さ:大 加工性:低
イペが高価なので値ごろなクマルを選ばれるデザイナーさんが増えている?
(イペより1割安い)見た目が確かにイペに似ているが、
若干イペより目が荒い、色が赤っぽいものが7割3割は黄土色系。
強度はイペやウリンに並び極大産出国は南米ボリビア〜ブラジル
クマルはイペやウリンに比べ材種が少ないので柱材や根太材にイペと合わせて使うことがあります。
材料の種類(木口径) 20×90 20×105 30×105 60×40 90×90 単位mm
樹種 フタバガキ科 原産地 東南アジア一帯
材料性能 気乾比重:0.88 対衝撃性:大 剛性:大 材料密度:高 曲げ強さ:大 圧縮強さ:大 加工性:中
クマルよりさらに安価なハードウッド材がバンキライ(セランガン・バツー)だ。
ホームセンターではセランガン・バツーとインドネシア名で表示されている場合が多い。
そうホームセンターで扱われているほど一般的なハードウッドだ。
公共工事でも多く採用されているがイペやウリンよりは耐久性に劣る。
しかし10年以上の耐久は期待できるでしょう(表面上の劣化発生します)
木目は緻密で正目が通り黄からピンクっぽい色で綺麗だ。(イペよりは荒い)
反りやヒビ、ササクレは多いので多めに材を仕入れてあまりに悪い部分ははじいて使用するので
床板100本で5本くらい多めに仕入れる(5%くらい経費割増し)
イペにくらべ仕入れ値は3割りやすいが5%多めに仕入れるので差し引き25%安くらいか
原産地 オーストラリア
材料性能 気乾比重:0.68 対衝撃性:大 剛性:大 材料密度:中 曲げ強さ:中 圧縮強さ:大 加工性:良
なんとも良い香りのサイプレス! さすがヒノキ! 日本のヒノキに比べ硬く屋外での耐久性も高い。
表情は白っぽく茶色い木目や節が目立つ。節は生き節なので(死に節とは枯れた枝の節)耐久上問題はない。
節が多いせいかカントリー風な仕上がりになる。あるいは日本の杉板の色合いにも似ているので和風な感じにもなる。
洋風に仕上げる場合は塗料を用いるとよい。
材料は硬いが、イペやウリンに比べれば加工は容易。
材料参考価格 70×70×2000(柱材) 2980円 33×105×2100(床材) 2100円
ウッドデッキ参考価格 10平米 32万円〜42万円