ウッドデッキを作ろうと思い立っていろいろ情報を集めていくとだいたいハードウッド材が良いんだなというところにたどり着きますよね。
そしてハードウッド(熱帯に育つ広葉樹)のなかで一体どの材が一番いいの?
というところでまず悩みます ウッドデッキ専門会社にはそれぞれお抱えの仕入れ先がありますのでその仕入れルートの都合上自分の扱う材が最良ですと宣伝します。
だいたいお薦めされている材を調査していくとイペとウリンの2強の下にマサランドゥーバ(別名マニルカラ/アマゾンジャラ) セランガンバツー サイプレス などがきます クマルもイペの代替材としての地位を確立していますよね(イペに似ているので)
さて今回はイペのデッキがなぜそんなに高いのか知っていただくために書き始めましたので余談は後回しにしますね
ズバリ理由 1 材の値が一番高い 人気があるのでどうしても・・・ (ウリンの1割増し*ウリンも4m以上の材はイペに匹敵する価格になってきました)
2 加工がしにくい(重くて硬くて油っけが多いので刃物の消耗が早い、)
3 アレルギーを引き起こす粉(ラパコール)が製材時にたくさんでる(アレルギー反応が出ない人もいます、清掃後のデッキ使用時には粉は吸い取って いますのでお客様に害が出ることはありません。)
以上の理由から職人泣かせの材なのです。 私はアレルギーは出ないのですがいつも鼻の中がピリピリして少し痛いですイペの成分が刺激するんだと思います。
だから腐食やシロアリに強いのかもとも思ったりしますね(シロアリが不味くて逃げていきそう^^)